収益等の状況について
市営広又駐車場の平成27年度以降の経営指標を表示しています。令和元年度の①収益的収支率は、全国の類似施設平均値を下回っているものの、黒字を示す100%超えとなっています。また、④売上高GOP比率(営業収益に対する営業総利益)や⑤EBITDA(原価償却前営業利益)については、平均値を下回っている状況となっておりましたが、令和元年度は回復傾向であります。今後も利用者の利便性を確保しながら経費軽減を図っていく必要があります。
資産等の状況について
市営広又駐車場用地は平面駐車場であることから、将来において大規模な施設改善を必要としないものと考えられますが、昭和54年に供用開始し41年が経過しているため、小規模な修繕など適切な更新を行っています。なお、施設整備のための起債借入については、償還が完了しています。
利用の状況について
市営広又駐車場の利用状況を示す⑪稼働率は、全国の類似施設平均をやや下回っていますが、安定した稼働率となっています。今後も利用者の増加に繋がる取り組みを指定管理者と検討していきます。
全体総括
市営広又駐車場を含む3箇所の駐車場は、平成20年度より指定管理者制度を導入し、民間能力を活用することにより、利用者のサービス向上を図るとともに経費削減等を図っています。平成20年度以降、駐車利用台数・料金収入とも増加傾向となっており、利用者に対するサービス向上や、効果的かつ効率的な施設の管理・運営に取組んでいます。