経営の健全性・効率性について
経費回収率は平均よりはやや高いものの、収益的収支比率ともに100%を下回っており、一般会計繰入金に依存している状況である。また、施設利用率も平均を下回っており有休状態と思われることから、健全ではない。今後人口減少により使用料収入の減少と施設の老朽化による維持管理費用の増加が予想されることからより一層の経費削減及び利用者の加入促進により施設利用率の向上にも努める。
老朽化の状況について
供用開始後16年を経過しており、老朽化による修繕を随時行っている。長寿命化対策など、中長期的な修繕計画が必要である。
全体総括
今後、使用料収入の減少や施設老朽化による更新等により経営悪化が見込まれる。今年度、経営戦略の策定に取り組んでいるが、経営改善のため、より一層のコスト縮減に努めるとともに、計画的な施設の更新を進めていかなければならない。