那賀町：農業集落排水施設【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2020年度）

経営の健全性・効率性について

汚水処理原価は平均値を若干下回っているものの、収益的収支比率及び経費回収率とも100%を下回っていることから使用料収入で費用を賄えておらず、一般会計繰入金に依存している状態であり、健全とは言えない。今後、人口減少により使用料収入の減少と施設の老朽化による維持管理費用の増加が予想されることから、より一層の経費削減に努めると同時に利用者の加入促進及び徴収率の向上に努める。

老朽化の状況について

処理区域7つの内、4処理区で20年以上、1処理区で30年以上経過しており、機器等の修繕を随時行っている状況である。機能診断や最適整備構想の結果を基に計画的な更新に取り組んでいく。

全体総括

今後、使用料の減少や施設老朽化による更新等により経営悪化が見込まれる。経営改善のため、利用者の加入促進や徴収率の向上、より一層のコスト縮減に努めるとともに、機能診断、最適整備構想等をもとに計画的な更新を進めていかなければならない。

那賀町：農業集落排水施設

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