大崎上島町:漁業集落排水
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経営比較分析表(2018年度)
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は、近年、約100%となっているが、近年の経費回収率は約30%~約40%と低く、一般会計からの繰入金を費用の財源としている状況である。この要因として、汚水処理原価が高いことが挙げられる。施設利用率は約17%と低いことから、汚水処理原価は類似団体に比べて高くなっている。この要因として、人口減少及び下水道への未接続も多いことが挙げられる。企業債残高対事業規模比率は、類似団体に比べかなり低くなっている。この要因は、施設整備にあたり、国庫補助金を活用し、企業債の発行額を抑えてきたためである。
老朽化の状況について
管渠改善率は過去5年間0%となっている。これは、当該事業が平成13年度に供用開始しており、管渠の耐用年数50年に対し、17年程度しか経過していないことから、管渠の更新時期を迎えていないためである。設備については、今後、耐用年数を迎えるものについて、計画的な更新が必要である。
全体総括
事業の経営について、経営戦略を策定済みであり、中長期的な経営状況を把握し、経営健全化を図っていく。平成26年度に長寿命化計画を策定済みであり、老朽化した施設の改築・更新等を実施しており、引続き老朽化施設の改築・更新を進める予定である。