収益等の状況について
しかの温泉館は国民保養温泉地にある温泉共同浴場施設。①指標より収益的収支比率は107.1%と前年度より向上し黒字経営に転換したが、②指標より他会計補助金比率も微増しているため安定した黒字経営とは言えない。⑤指標の人件費比率は前年度とほぼ横這いで目立った変化の要因もない。⑥、⑦指標より、施設の収益性は前年度より向上していることがわかるが、単年結果だけではなく長期の収支状況を注視し民間譲渡等を含め検討する。
資産等の状況について
施設設置後25年以上が経過しており、今後は老朽化に伴う施設修繕が必要となってくることが予想される。必要な老朽化対策を検討する必要がある。
利用の状況について
しかの温泉館は日帰り入浴施設であり、温泉利用者が利用人数となっている。本年度近傍に高速道路が開通したこともあり、前年度より利用者数は増加している。施設の安定した運営を図るため、より一層の利用者拡大を目指す。・利用者数の実績H2787,905人H2891,963人H2986,638人H3081,085人R元86,051人
全体総括
本年度近傍に高速道路が開通した好影響で、利用者数、収支とも上向いている。今後も黒字経営を持続させるために、集客数の向上、経費削減をすすめ安定経営を目指す。