27:大阪府
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大阪府:
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地域において担っている役割難治性がん医療のセンター機能、特定機能病院、臨床研修指定病院、都道府県がん診療連携拠点病院、日本医療機能評価機構認定病院、がん専門薬剤師研修施設、肝炎専門医療機関、治験拠点医療機関、労災保険指定医療機関、がんゲノム医療拠点病院 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率と②医業収支比率:平成29年3月の新センター開院により一時的に低下したが、以降は診療収入の増加により、ほぼ収支均衡となっている。③累積欠損金比率:新センター開院に伴い、平成29年度に旧病院の土地建物を有姿除却したため一時的に増加したが、以降は診療収入の増加により累積欠損金比率は低下している。④病床利用率:令和元年度は前年度をわずかに下回ったが、新規患者の受入促進など効率的な病棟運営を行い、全国平均や類似病院平均よりも上回った。⑤入院患者1人1日当たり収益:新規患者の増加や、平均在院日数短縮により年々増加しており、全国平均や類似病院平均値よりも上回っている。⑥外来患者1人1日当たり収益:高額な治療薬の増加により年々増加しており、全国平均や類似病院平均値よりも上回っている。⑦職員給与費対医業収益比率:新センターの開院以降、職員数の増員等により給与費自体は増えているものの、平均在院日数の短縮等による診療単価の向上により医業収益が増加したため、相対的に職員給与費対医業収益比率は逓減している。⑧材料費対医業収益比率:がん専門病院という特性上、高額な薬剤を使用している影響により、全国平均と比べて高くなっている。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率と②器械備品減価償却率:新センター開院により機器の更新を行ったため、平成28年度は大幅に下回り、以降は逓増傾向である。③1床当たり有形固定資産:新センター開院により機器の更新を行ったため全国平均や類似病院よりも上回っており、今後は新センター建設に伴う投資に見合った収益の確保が必要である。 |
全体総括がん医療基幹病院として、手術、放射線治療及び化学療法など患者の病態に合わせた集学的治療を実施している。また、都道府県がん診療連携拠点病院として、府域の医療機関と連携し大阪府全体のがん医療の向上を図るとともに、がんゲノム医療拠点病院(令和元年度指定)として、今後のがんゲノム医療の推進を図る。経営の健全性・効率性それぞれの指標は、類似病院と比べ堅調に推移している。また、新センター開院による固定資産投資を行ったため、1床当たりの有形固定資産は類似病院よりも上回っており、今後は投資に見合った収益の確保、費用の抑制等のさらなる経営改善による安定的な病院運営に取り組んでいく。 |
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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