🗾27:大阪府 >>> 🌆大阪府:
📅2023年度 📅2022年度 📅2021年度 📅2020年度 📅2019年度 📅2018年度 📅2017年度 📅2016年度
地域において担っている役割地域医療支援病院、難治性の呼吸器疾患医療、結核医療及びアレルギー性疾患医療のセンター機能、エイズ治療拠点病院、大阪府がん診療拠点病院(肺がん)、難治性多剤耐性結核広域圏拠点病院、労災保険指定医療機関、大阪府アレルギー疾患医療拠点病院、大阪府小児地域医療センター、第二種感染症指定医療機関、結核指定医療機関、二次救急告示医療機関、大阪府肝炎専門医療機関、紹介受診重点医療機関、協力型臨床研修指定病院、特定診療災害医療センター |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率:肺腫瘍内科の診療体制整備による患者確保、救急受入件数増加、診療科新設による患者確保等を行い、患者数は前年度比較で増加。また上記に加え、手術件数増加等に伴う入院単価の向上等により、入院・外来収益は増加する一方で、補助金収益の減少、給与費、経費(主に委託料)、新病院開院による減価償却費等の大幅な増加により、前年度より17.5ポイント下回った。②③(修正)医業収支比率:上記のとおり、医業収益の減少及び新病院開院に係る減価償却費等の増加により、前年度を下回った。④病床利用率:新病院開院前後の病床利用率低下の影響があったものの、肺腫瘍内科の診療体制整備による患者確保、救急受入件数増加、診療科新設による患者確保等を行い、前年度より7.2ポイント増加している。⑤入院患者1人1日当たり収益:手術件数増加等単価向上の要素はあったものの、コロナ患者が減少した影響もあり、前年度より337円減少した。⑥外来患者1人1日当たり収益:前年度より148円増加した。⑦職員給与費対医業収益比率:基本給の改定、新病院開院に係る時間外の増加に加え、営業収益が減少したことから、前年度より6.5ポイント悪化した。⑧材料費対医業収益比率:入外収入の増加に伴い材料費が増加したことに加え、営業収益が減少したことから4.5ポイント上昇した。⑨累積欠損金比率:新病院開院時の委託費・人件費増加並びに減価償却費の増加(特に医療機器)の影響により発生した。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率:昨年度の新病院竣工及び令和5年5月の病院建替えに向けた医療機器の大規模更新があり、開院以降は逓増傾向になると思われる。②器械備品減価償却率:病院建替えに向けた医療機器の大規模更新により、前年度より9.1ポイント減少した。③1床当たりの有形固定資産:病院建替えに向けた医療機器の大規模更新により、大幅に増加した。 |
全体総括病院建替えによる影響もあり、各指標が大幅に悪化しているが、病床利用率は上昇傾向にある。今後も良質な医療サービスを継続的に提供するために、医療ニーズの質の変化や患者動向等にも迅速に対応できるよう、医師をはじめとする医療スタッフの確保、新病院に係る投資に見合った収入の確保、費用抑制等の更なる経営改善を推進し、安定的な病院経営に取り組んでいく。 |
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