経営の健全性・効率性について
・経営の健全性①経常収支比率は、100%以上で平均値以上である。②累積欠損金は生じていない。③流動比率は会計制度改正に伴い平成26年度値は低下したが、今回は好転している。平均値に比べ低い値であるが、少しずつ好転していく。④企業債残高対給水収益比率は企業債残高の漸減に伴い好転している。⑤料金回収率は100%以上で平均値以上である。なお、会計制度改正に伴い平成26年度値は低下したが、今回は好転している。⑥給水原価は平均値以上であり、経年比較は好転している。以上により経営の健全性は概ね確保されている。・効率性⑦施設利用率は65%で推移しており平均値を上回っている。
老朽化の状況について
供給開始後、30年弱経過しており、電気・機械設備は耐用年数を迎え随時更新を実施しているが、管路については未だ更新時期を迎えていない。今後の管路更新時期を鑑み的確な管路更新を実施していく。
全体総括
経営状況は毎年黒字であること、会計制度改正に伴い一旦悪化した指標もあるが好転し運営に支障はないこと、料金関係指標は良好であること等により、健全性は概ね保たれている。今後見込まれる企業債の漸減、設備等更新事業等を勘案しながら引き続き的確な財政運営を行い、将来に渡る安定供給や経営の健全性の確保に努め事業運営していく。