収益等の状況について
①収益的収支比率は、100%を超えており、②他会計補助金比率は0%であり、③駐車台数1台当たりの他会計補助金額も発生していない。④売上高GDP比率、⑤EBITDAとも類似施設平均値・全国平均値より高い状況で、健全な経営を行っている。④売上高GOP比率が高くなっているが、これは近隣への商業施設等のオープンや観光客数の増加により営業収益が増加したことが要因と考えられる。今後は、指定管理者制度の導入などにより経費の節減に努め、更新投資等に充てる財源を確保しつつ健全経営に努める。
資産等の状況について
設置から25年が経過しており、設備などに老朽化が見られることから計画的に修繕等の設備投資を行っていく。⑧設備投資見込額については、建設後の経過年数や現段階における修繕の度合い、利用頻度等を踏まえて見込額を算出したが、今後は予防保全についても考慮しつつ、見込額を見直していく。
利用の状況について
駅周辺への商業施設等のオープンや観光客数の増加に伴い、⑪稼働率は上昇傾向にある。周辺施設の状況や観光客数の動向を考慮すると、この稼働率を維持していくものと考えられる。
全体総括
立地が駅周辺であることから今後も安定的な利用が見込めるため、計画的に設備投資を行い、施設の維持を行っていく。なお、平成31年度からは指定管理者制度を導入予定であり、経費の節減に努め、更新投資等に充てる財源を確保しつつ健全経営に努める。