🗾18:福井県 >>> 🌆南越前町:特定環境保全公共下水道
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経常収支比率収益的収支比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①収益的収支比率は、100%を大きく割り込んでいる。総収益は使用料以外の収入である他会計繰入金が占めるウエイトが大きく、今後も、このような状態が継続すると考えられる。④企業債残高対事業規模比率は、他の類似団体に比較して低く、かつ、数値については年々ほぼ下降しているが、これは施設が比較的新しく、新規の企業債等を用いた大規模な更新が無いためである。⑤経費回収率は、若干の上昇はみられるが、類似団体に比較して低い。今後は経営効率の改善と健全経営を見据えた使用料の改定を検討したい。⑥汚水処理原価は、類似団体に比較して高い。地理的な要因もあり、施設に要する経費が大きいのが主な要因と考えられる。これに対し、投資の効率化や、より適切な経営方法の検討などの改善が必要と考えられる。⑦施設利用率は全体的に下降している。これは、節水型器具の普及拡大が影響していると考えられる。⑧水洗化率はほぼ97%前後で推移しており、類似団体の水準より高い。汚水処理を適切に行うこと並びに水質保全のためにも、可能な限り100%に近づけるべく改善することが望ましい。 |
管渠改善率 |
老朽化の状況について現在は、臨時的な不具合に対し、スポット的に必要部分の改修を行っている。また、耐用年数の低い機器については、経費削減のために耐用年数を超えた使用を行う場合もあるが、点検時に特に動作状況に注意を払い、機能維持に努めている。施設は比較的新しいことから、耐用年数を超える部分は存在しない。従って、近年に大規模な更新の予定はないが、今後は、老朽化の進行している部分の洗い出しを行うとともに、施設の更新計画を検討したい。 |
全体総括経営の健全化について、極力維持管理経費の削減に取り組んでいる。しかしながら、施設立地が中山間地であり、人口に対する管路延長が長いことから、維持経費の大幅な削減は困難である。そのため、起債の償還並びに経費を賄うための収入は、他会計補助金に依存せざるを得ない状況が続いている。また、今後は過疎による居住人口の減少に伴い人数割分使用料が減少することから、更なる使用料の減少が懸念される。従って、今後は経営効率の改善と、健全経営を見据えた数年毎の使用料見直しの検討。並びに長期的な視点から施設の現況を把握し、更新計画の策定も必要なことから、現在、ストックマネジメント計画の策定を進めている。 |
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