18:福井県
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福井市:福井市大手第2駐車場
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福井市大手駐車場
福井市大手第2駐車場
福井市本町通り地下駐車場
2023年度
2022年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
収益的収支比率他会計補助金比率売上高GOP比率EBITDA(減価償却前営業利益) |
収益等の状況について①収益的収支比率はコロナ禍の影響で底地となった令和2年度からは回復傾向にあり、令和元年度以上の数値となった。②他会計補助金比率及び③駐車台数一台当たりの他会計補助金額は、一般会計からの繰入金があった令和5年度においてはいずれも平均値を上回っている。当該駐車場は商業ビルの駐車場部分を区分所有しているため、商業ビルの維持管理に対する負担金や借地料がかかることも負担となっている。④売上高GOP比率及び⑤EBITDAはマイナスとなっている。駐車場の一部(地下2階部分)が機械式であるため、維持管理費が負担となっている。また、先にも述べたが、当該駐車場は商業ビルの駐車場部分を区分所有しているため、商業ビルの維持管理に対する負担金や借地料がかかることも負担となっている。 |
敷地の地価設備投資見込額企業債残高対料金収入比率 |
資産等の状況について⑦敷地の地価について、敷地の約85%が借地であるため将来的な財源として見込むことは難しい。⑧設備投資見込額は主に機械式駐車装置の修繕費用である。駐車装置の故障による休業を避けるためにも、計画的に修繕していく必要がある。⑩企業債残高対料金収入比率について、令和2年度の増加は、新型コロナウイルス感染症の影響により料金収入が減少したことによるもので、コロナ禍が落ち着くにつれて比率も減少している。 |
稼働率 |
利用の状況について⑪稼働率は、類似施設平均値を上回っている。稼働率が高水準である要因としては、当該駐車場が商業ビルの一部となっており、ビル利用者の利用が安定的に多いためといえる。また、固定の定期利用者が継続しており、収益の約3割を占めている。上記のとおり、商業ビルの駐車場としての利用が見込まれること、安定した定期利用者がいること、都市計画駐車場であることから、当該施設は駐車場として維持していくことが適当であると考えられる。 |
全体総括稼働率は高いものの、商業ビルへの負担金等の影響で売上高GOP比率やEBITDAはマイナスで収益性は低い。北陸新幹線の福井開業や周辺の再開発事業などの影響で商業ビル利用者の増加が見込まれる。それを踏まえ、経営改善に向けた取組を検討・実施していく。 |
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原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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