経営の健全性・効率性について
収益的収支比率及び料金回収率は、ともに平均値を大幅に上回る100%を超えた水準で推移しているほか、企業債残高もなく、健全な経営状況となっています。また、給水原価は平均値の3分の1程度となっており、有収率も平均値を上回ってきていますが、漏水調査や漏水修理を実施し、引き続き有収率の向上を図る必要があります。
老朽化の状況について
現有施設及び設備は、整備後20~30年が経過し、経年劣化による老朽化が進んでいることから、清川村簡易水道事業実施計画(令和3年度策定)に基づき、計画的に施設及び設備の更新を実施していく予定です。
全体総括
各家庭における節水機器の普及や節水意識の浸透及び人口減少等による水需要の鈍化に伴い、水道料金収入も減少傾向にある中、計画的な施設及び設備の更新を実施していくため、料金改定に向けた取り組みを進めていく予定です。