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類似団体平均と比較すると0.43ポイントの差があり、かなり高い指数となっているが、平成22年度は景気の低迷による個人市民税の減収などから1.31に下降した。
近年の比率の変動は、法人市民税の変動によるところが大きかったが、平成22年度は個人市民税の減収のため、前年度比で1.8ポイントの上昇となり、類似団体のなかでも高い比率となっている。経常経費については、年々減少しているものの、今後は臨時財政対策債の発行抑制の影響が大きく影響することが予想される.。
類似団体の平均に比べて22,624円高くなっているのは、主に物件費が要因となっている。物件費については、施設等管理運営委託をはじめとする委託料や管理すべき公共施設の数が多いことが原因であると考える。人件費は、給料表の改定、職員数の減などの理由により昨年度よりも減となっている。
類似団体の平均を0.77人上回っているが、第4次厚木市行政改革大綱の実施計画に基づき、平成21年度から平成23年度までの3年間で90人の職員削減を達成すべく、取組を行っているところである。
実質公債費比率は類似団体を4.7ポイント下回り、適正な数値で推移している。公営企業の準元利償還金にあたる繰出金も公共下水道事業、病院事業、自動車駐車場事業等において減少傾向にあり、順調な推移を示している。
平成22年度は、元金償還額(5,967,433千円)を下回る借入(5,002,100千円)であったため、地方債残高が減少したほか、債務負担行為に基づく支出予定額が土地開発公社の解散により解消したことなどから、将来負担額は前年度より5,699,820千円減少したが、市税の減収や財政調整基金の減少等により、全体として4.6ポイントの増となった。
給料表の改定、各種手当のカット、職員数や退職者数の減により、人件費全体として対前年度比5.7%の減となり、人件費に係る経常収支比率は類似団体平均と比べて2.1ポイント下回っている。
類似団体と比較して物件費にかかる経常収支比率が高い要因として、児童館、老人憩の家など管理すべき公共施設の数や、施設等管理運営委託をはじめとする委託料が多いことが挙げられる。
扶助費に係る経常収支比率が上昇している要因として、生活保護費(対前年度比較23.4%増)が膨らんでいることや子ども手当の新設(3,964,376千円)により、児童福祉費が昨年度と比較して53.8%の大幅な増となっていることが挙げられる。
昨年度比で0.3ポイント上昇しているが、元金償還を超えないよう市債の借入を抑制し、市債残高に努めた結果、類似団体平均では2.1ポイント下回り、公債費全体としては前年と比較し84,547千円減している。
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