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財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
長引く景気低迷による個人・法人関係の減収などから0.53と類似団体を上回っているが、退職不補充等による職員数の削減による人件費の削減、緊急必要な事業を峻別し、投資的経費を抑制する等、歳出の徹底的な見直しを実施するとともに、税収の徴収率向上対策を中心とする歳入確保に努める。
人件費の高い水準、扶助費及び交際費の増加により86.4%と類似団体平均を上回っている。人件費については、退職不補充等による職員数の削減による人件費の削減など行財政改革への取り組みを通じて義務的経費の削減に努める。扶助費については、資格審査等の適正化による抑制を図る。公債費については、地方債の適正な借り入れに努める。
類似団体と比較して、人件費・物件費等の適正度が低くなっている要因としてゴミ処理業務や消防業務を一部事務組合で行っていることが挙げられる。一部事務組合の人件費・物件費等に充てる負担金を合計した場合、人口1人当たりの金額は大幅に増加することになる。今後はこれらを含めた経費について、抑制していく必要がある。
第2次行財政改革プラン(計画期間:平成22年度~26年度)において2人(-1.5%)の削減を行ったものの、人口1人当たり職員数を類似団体と比較すると多く、更なる削減が必要である。定員適正化計画に基づく定年退職者不補充や民間委託の推進等により第2次行財政改革プランの達成を目指す。
人件費に係る経常収支比率は、平成22年度において34.7%と類似団体平均と比べて高い水準にある。これは、職員数が類似団体平均と比較して多いことが主な要因であり、新規採用の抑制による職員数の減など行財政計画の取組を通じて人件費の削減に努める。
その他に係る経常収支比率は類似団体平均を下回っているが、国民健康保険事業、後期高齢者医療事業、介護保険事業特別会計への繰出金が増加しているので、税収を主な財源とする普通会計の負担額を減らしていくよう努める。
補助費等に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、各種団体への補助金や一部事務組合への負担金が多額になっているためである。今後は、補助金を交付するのが適当な事業を行っているのかなどについて検討し、削減に努める。
公債費以外の経常収支比率が類似団体を上回っている主な要因は人件費と補助費等である。人件費については、新規採用の抑制による職員数の減など行財政計画の取組を通じて人件費の削減に努める。補助費等については、補助金を交付するのが適当な事業を行っているのかなどについて検討し、削減に努める。
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