階上町：漁業集落排水施設【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2016年度）

経営の健全性・効率性について

・収益的収支比率は、100%未満を推移しており、継続的に赤字収支となっている。・企業債残高対事業規模比率は、年々減少傾向である。・類似団体と比較して、経費回収率は9.63％、水洗化率は10.67％、いずれも低い状況である。・事業が完了しており、また処理区域内人口の減少傾向から、今後大幅な接続増は見込めず、使用料収入も減少が見込まれることから、適正な使用料収入の確保及び汚水処理費の削減に努める必要がある。

老朽化の状況について

・東日本大震災の被害を受け、機械設備の入れ替えを行ったが、大規模な更新はしていない。・将来的に、耐用年数に達した管渠の改築・更新に対応するため、整備計画の見直しを行う必要がある。

全体総括

・漁業集落排水事業においては、概ね類似団体に近い経営状況であるが、施設機器の更新等の財源確保のため、管理台帳を整備し、必要に応じて計画等の見直しを行う。・使用料収入の確保が難しくなってきていることから、適正な料金体系の見直し検討を実施し、健全な事業経営を目指す。

階上町：漁業集落排水施設

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