地域において担っている役割
適格な診療・治療・ケアを行い、他医療環境との相互分担と連携機能を強化して、保健・医療・福祉を包括する中核病院として役割を果たしている。
経営の健全性・効率性について
経営収支比率について、H27・H29・H30当該値が大きく下がっている。H27は公営企業会計制度改正に伴う繰入資本金の収益計上によるもの、H29は入院及び外来患者の減少に伴う収入の減によるものである。またH30は過年度の繰入資本金収益化漏れによる修正(収益化計上)、入院及び外来患者の減少に伴う収入の減によるものが要因として挙げられる。H26・H28においては、100%~104%(±4%)の範囲で推移している。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率、器械備品減価償却率ともに前年に比べ微増しており、少しづつ老朽化が進んでいると言える。今後更新される予定の器械備品を含め、減価償却率の増加について注視していく。
全体総括
全体的に著しく大きな問題点はなく、健全な営業を行っている。医業収支比率及び病床利用率は年度を経るにつれ減少しているので、これらの数値を見守りながら健全な経営を行う予定である。